1999年 新春特別企画
横浜西口・福袋調査隊


 1月2日、大船・福袋調査で欲求不満に陥った 我が調査隊は、翌3日も調査を敢行。目指すは福袋のメッカ、横浜西口の高島屋で ある。

 実は、ここには、目玉福袋がある。限定200個の「横浜ベイスターズ福袋」 である。横浜市民としても、自称ミーハーとしても、去年大ブレイクしたベイ スターズのグッズは押さえておかねばなるまい。
 しかし、盲点が。この日、横浜高島屋では、ベイスターズの鈴木選手(セリーグ 首位打者)と横山投手(ジャイアンツの松井選手に「佐々木よりすごいフォークを 投げる」と言わしめた中継ぎ投手)のトークショウが行われることになっていた。 その整理券の配布が9時から。開店は10時。トークショウ開演が12時。さらに、 トークショウの定員は250名。熱心なファンなら、当然、9時前に来て整理券を もらい、10時に開店したら、まず、ベイスターズ福袋を買って、それから会場に 行くだろう。福袋は限定200個。筆者が着いたのは11時。残っているわけがない。
 かくして、いきなり意気消沈する調査隊だが、そこは転んでもタダでは起きない。 ベイスターズ福袋を売っていたはずの子ども用品(おもちゃ等)売場で、ちゃっかり 「ピーターラビット福袋」をゲット。内容はこちら。

 その後、見ている前で「おもちゃ福袋」が完売するのを確認し、家庭用品売場へ。 とにかく、ここは福袋のメッカである。婦人服、紳士服など、人気の高い福袋は、 開店と同時になくなる勢いである。なお、参考までに言うと、横浜高島屋には、 デパート全体としての福袋はない。各売場ごとに「婦人服福袋」「台所用品福袋」 というのを作って、売っている。
 その中で、比較的遅くまで残っているのは、中身の見当がつくので面白みに欠ける 「文房具」や、価格が高い「宝飾品」あたり。また、テナントが独自に出す「ブランド 福袋」も、そのブランド目当ての人しか買わない割には数が十分あるので、昼に 行っても残っていることが多い。
 まあ、そういうわけで、ぶらぶらと家庭用品のフロアを流す我が調査隊。 「近沢レース」の5千円福袋が売り切れていてがっかりするも、向かいの「ハウスオブ ローゼ」に1個だけ残っているのを発見。即ゲット。だが…
 「…重い…」
 ここは、主に、シャンプーや石鹸を扱う店である。1個ずつが安くて重いのである。 それが、公称1万5千円分入っているのだから、そりゃあ重いだろう。
 あまりの重さに一瞬挫けそうになるも、「残り1個」の魔力には勝てなかった。 結局購入。内容はこちら。サービスとして入浴剤の 試供品ももらう。嬉しい。しかし、店を出ようとした時に、福袋が補充される現場を 目撃。「残り1個」だったわけではなく、スペースの都合で並べておけなかっただけ らしい。ちょっと悲しい。

 これ以上の買い物は体力的に危険と判断して、和風喫茶で雑煮を食べた後、高島屋は 早々に退散。次に、「年賀状出さなかったのにもらっちゃったけど、もう葉書が ないよ、困ったなあ」な相手(謎)に年賀状の返事を出すため、葉書タイプのプリント 用紙を買いにビックカメラパソコン館へ。ここでは、正月だからと言って、特筆すべき 物は見あたらなかった。強いて言えば、Postpet 2001のフィギュア付き限定バージョン が残っていたくらい。

 この後、よせばいいのに、ヨドバシカメラ横浜駅前店へ。ヨドバシカメラは、横浜 西口に2軒あり、駅に近いのが「駅前店」、少し遠いのが「西口店」である。
 ここでは、1万円の「お年玉箱」というのを売っていた。福袋の箱バージョンで ある。
 「一体、ヨドバシの福袋には何が入ってるのだろう?」
 疑問は募る。試しに持ってみる。それほど重くはない。
 「ノートパソコンは入ってないな、少なくとも」
 「携帯電話? 持ってるよ。そんなの入ってても困る」
 「ビデオテープとかじゃないの? あと、フロッピーとか」
 「デジカメ(デジタルカメラ)入ってないかな? うちの、低画素だから」
 「『当たり』だったら入ってるかもな」
 「乾電池は?」
 「ああ、ありそうだ。電池ならいくらあってもいいぞ」
 「CDケースでもいいなあ」
 などという会話を交わすうち、すっかり気分は盛り上がる。「軽いのには商品券が 入ってるんじゃないの?」などと、わけの分からないことを言いつつ、なるべく 軽い物を選んでゲット。既に体力の限界じゃなかったのか? いやいや、店が変われば そんなのはリセットされるのである。
 結局何が入っていたのか。内容はこちら。

 こうして個人消費の拡大に若干の貢献をしつつ、「福袋調査隊」は今年の活動を 終えたのだった。

(おわり)