「伝説のオウガバトル」の続編。「高さ」という概念を取り入れた戦略シミュレーションと、プレイヤーの行動によってストーリーが変わるマルチシナリオRPGが融合したゲーム。先に前作をやった方がより一層楽しめるが、こちらだけをプレイしても充分楽しめるよう配慮はなされている。
J:発売日が延び延びになっていたタクティクスオウガですが、ついに出ましたね。 S:苦節1年というか、もう2年くらい経つのかな?(苦笑) J:それだけ待たされた甲斐はあったでしょうか? S:素晴らしいね。絵、音楽、シナリオ、どれをとっても。でも、「こんな細かい所 に凝るから、発売日が延びるんだよー」って言いたくなったけど。 J:例えば? S:小さい、ちまちまキャラがよく動いてね。あんな小さいのに目を開けたり閉じた り、そんなことしたって気付かない人の方が多いぞ、みたいな。(笑) J:で、いい所を言い出すとどうせキリないでしょうから、欠点を…。 S:ない、って言うのを期待してんだろ? そうはいかないよ。 J:へえ? 先生でも気に入らないことがあるんですか? このシリーズで。 S:ちょっと長すぎるよ、いくらなんでも。私の最後のセーブデータ、プレイ時間が 80時間になってる。(苦笑) せっかくマルチシナリオで何度もできるのに、 これじゃ2度も3度もはできないよ。 J:でも、ほとんど「トレーニングモード」でレベル上げしてた時間でしょう? S:それがイヤなの。せっかくいいシナリオが用意されてるのに、経験値稼ぎのため に流れが止められちゃうんだもの。そうしないと、敵が強くて先に進めないし。 ま、その分、イベントの「リプレイ」機能がついてるのはいいと思うけどね。 J:要するに、もっとサクサク進む方がいい、と。 S:そうそう。あと、ちょっとネタバレになるけど、終盤の連続マップが、ね。セー ブポイントなしに2時間。途中でゲームオーバーになったらまた最初から。そこ まで厳しくする必要あったのかな? 私ですら、途中で投げそうだった。 J:所要時間については個人差があるでしょうね。でもそれって、ファミコンの「ファ イナルファンタジー3」の、ラストダンジョンみたいですね。 S:そそ、そんな感じ。あれをまたやらないといけないかと思うと、2回目に取りか かるのが気が重い。 J:じゃ、やらなければいいじゃないですか。1回やって元は取れたんでしょう? S:でもー、エンディングが不本意だったんだもん…。(苦笑) J:はいはい。もう、勝手にしてください。(笑) S:あ、最後に一言。このゲームは、中学生以下にはお勧めしない。何しろ、一応は 文科系の大学を出た私でも初めてお目にかかるような漢字が、読み仮名もなしに 出てくるようなゲームだからね。 J:つまり、それなりの知識と教養と人生経験が必要なわけですね。(笑) S:シミュレーションバトルを楽しむつもりなら、そんなもの必要ないけれど、それ じゃストーリーは楽しめないよ。
--1995/12/17--