Hop Step あいどる☆[SLG]
[メディアエンターテイメント](1997/12/04)
女性向け育成シミュレーション。最大9人の少年をスカウトし、その中から数名を選
んでアイドル(グループ)としてデビューさせる。2年間で、ライバルのアイドルグ
ループ以上の人気を得るのが目標。
メンバーとの愛を育むこともできるので、「恋愛シミュレーション」の側面も色濃い。
ただし、メンバーが全員男性なのに対し、主人公は女性と男性のどちらにも設定でき
るため、不自然な展開が発生する可能性も…。
S:突然だけど、私、最近、クソゲーに凝ってんだよね。
J:あー、先生。せめて伏せ字使いません? ちょっと品位が…。
S:いいじゃん、別に。普通だよ普通。でね、これは、「クソゲー」という評価がさ
れてたゲームなんだ。だからやってみたの。結構探したんだよ。売ってなくてさ。
J:まあ、そういう評価をされるようなゲームは、あまり本数作りませんから。
S:でも、やってみて、がっかりした。
J:はあ、やっぱりそうですか。
S:いやいや、そういう意味じゃなくて。面白いんだもん。(笑)
J:は? …ああ、つまらないと思ってたのに、面白かったからがっかり、と。
S:そうそう。確かに、ある一点においては、クソゲーの称号を与えたいけどさ。
J:ある一点、ですか?
S:うん。いわゆる、「ハングする」って奴。しょっちゅう止まるの。それも、止ま
るパターンってのがあって。それを回避するために、プレイが制約される。これ
は、クソゲー以外の何物でもないぞ。
J:でも、私、そういう評価は聞いてませんよ。…って言うか、何も聞いてないんで
すが。ただ、絵が良くないとは聞いてます。
S:絵、ね。そうだね。少なくとも、ぱっと見て「かっこいい」と思える絵じゃない
よね、これは。
J:えーと…。私は、今初めて見たんですが…。そんなに悪くはないみたいですけど
ねえ。この子なんか、かわいいじゃないですか。
S:…ふーん…。あんたにしちゃあ、ちょっと珍しい路線だなあ。でも、13歳だぞ、
この子。
J:…あ、ほんとだ。まあ、恋人っていうより、弟分って奴ですね。うん。かわいい
ですよ、この子。
S:多少なりとも絵に詳しい人に言わせると、体のバランスとかが滅茶苦茶らしいん
だ。私なんか、よく分からないんだけど。それと、マニュアルのイラストはまだ
いい。ゲームのCGは、もっと不自然な絵だな。
J:そうなんですか?
S:うん。だけど、そういうのって、やってるうちに慣れちゃうんだよね。で、ひと
たび慣れてしまうと、クセがある分、かえってかわいらしく見える。そうやって、
私の友達が、続々これに転んでるんだ。(苦笑)
J:…当然、先生も…。
S:私は、まだ病の軽い方だよ。あんまり、「恋愛シミュレーション」の方はやって
ないもの。でも、純粋に「育成シミュレーション」として見ても、かなり水準高
いと思うな。
J:どんな感じですかね。育成シミュレーションって言うと、どうしても、「プリン
セスメーカー」辺りを想像しちゃいますが。
S:ああ、似てるんじゃないかな。「プリメ」ほど、パラメータの変動は複雑じゃな
いけど。その代わり、基本的には複数人を一度に育成しなきゃいけない。人間関
係にも配慮が必要だし。
J:その辺で、大体バランスが取れてると。
S:うん。ちょっとイベントが少なくて、寂しい気もするんだけどね。でも、それも
進め方次第かな。とにかく、これは、不当に低い評価を受けているゲームだよ。
J:一体、なんでそんなことになっちゃったんでしょう?
S:さあねえ。それが分かったら、私は企画屋さんになれるって。
J:それもそうですね。
S:まあ、改良の余地はまだまだあるんだけどね。それは、より良い物を目指す上で
不可欠な…、つまり、どんなゲームにも共通して言えることだからな。
J:でも、まだ分かりませんよ。
S:ん? 何が?
J:女性向けゲームって、ブレイクするまで時間がかかるんです。あの、カリスマ的
存在の「アンジェリーク」だって、売れ始めたのは発売から半年後だったそうで
すよ。
S:ああ、そうだったね。
J:女性の場合、情報伝達は主に口コミですから。マスメディアの事前広告とかでは
あまり動かないんですよね。
--1998/05/10--
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