World Neverland 2〜プルト共和国物語〜
[SLG][リバーヒルソフト]
(1999/02/25)
キャッチフレーズは「人生トコトン好き勝手」。当座の目標、そこまでの経路、すべて
プレイヤー任せの「箱庭シミュレーション」。これを楽しめるか否かは、プレイヤーの
想像力にかかっている。
ポケットステーション対応。通信機能を利用して、キャラクターのデータを交換
できる。その他、ミニゲームも。
前作のキャラクターを移住者として引き継げるが、寿命
設定に難があるため、注意が必要。
J:基本的には、「1」と同じですね。人を選ぶゲーム。
S:おう。まったくだな。で、これに「はまってる」人ってのは、たいがい、「こん
なのやってるのは自分くらいだろう」と思っているという共通点がある。(笑)
J:ねえ。ほんとに、何が楽しいんですかね。
S:「1」は、とっても単純なゲームだったんで、ストレス解消にぴったりな「なご
みゲーム」と位置づけてみたわけだ。「2」はちょっと難易度上がってるんで、
「なごみ」とは違うかもなあ。
J:難易度〜? そんなもん、あるんですか?
S:うん。いろいろとね。まあ、その辺が、「1」のファンには不評だったりもする
んだけど。私は、これはこれでいいと思う。
J:ってことは、少しはゲームらしくなったんですか?
S:そうねえ…。「1」は、ゲームというより、「遊び場」という印象だったかな。
「2」は、「さまざまな制約を乗り越えて攻略する」という要素が増えたかも。
J:ふうん…。よく分かりませんけど。だったら、ちょっと、やってみてもいいかな
あ。
S:できれば、「1」を先にやって、こういう世界に慣れておいた方がいいと思うけ
どね。たとえば、今まで、シナリオ重視のRPGしかやってこなかった人には、
この「ストーリーを自分で作る」というのは重荷かもしれない。
J:とにかく、これに似たゲームっていうのが、ないんですよね?
S:たぶん。私が知る範囲では、ないな。「ルナティック・ドーン」ってのが少し似
てるらしいんだけど、やったことないから分からない。
J:世代を超えて…っていうだけなら、いくらでもありますけどね。
S:でね。最近、ちょっとだけ、このゲームの面白さの秘密が分かった気がしてきて
る。
J:へえ? お聞きしましょうか?
S:NPCが、自分の意志を持って動いてるんだよ。それを眺めるのが楽しいんじゃ
ないかな。
J:…それって、人工知能って意味ですか?
S:ははは。そこまで高度じゃない。と思う。正確には「あたかも自分の意志を持っ
ているかのように動く」だね。
J:ふうん…。
S:「ああ、なんでこんなことするの?」とか、「しょせん、あんたは、そういう性
格なのね」とか。
J:やっぱり、話聞いてるだけじゃ、ピンときませんね。
S:そうだよねえ。これほど説明が難しいゲームってないよ。やっぱり一度、やって
みないとね。
J:そういえば、どこかに、体験版があったかも。
S:これが、笑えることに、体験版と製品版がかなり違ってるんだな。(苦笑)
J:あの…、それって、すごく、意味ないんじゃ…。
S:製品版に近い体験版も出回ってるかもしれないけどさ。私が知ってるのは、かな
り違ってる方。
J:ということは、製品版をやってみないとダメだってことですか。
S:できればね。最初は誰かに借りればいいんだから。で、今回の最大の魅力は、移
住が簡単にできるようになったこと。
J:移住ねえ。楽しいですか?
S:これがなければ、楽しみは半減だと断言しよう。友達のキャラクターを移住者と
して入れるの。で、観察するの。それだけで十分楽しいよ。
J:ああ、だから、先生、私に布教してるんだ。(笑)
S:そうとも言う。(苦笑) あ、それで思い出したぞ。「1」のキャラクターを移
住させると、異常な若さで死んでしまうという事例が多発してるんだよね。私は、
「1」からの移住はやってないから確認してないけど。
J:バグ…ですか?
S:分からない。必ず起きるわけじゃないから、バグじゃないのかもしれない。でも、
とにかく、これはプレイヤーの精神に大ダメージを与える。
J:それは…、ちょっと大げさじゃないですか?
S:やったことない人は、そう思うだろうけど。これに当たった人は、すごいショッ
クを受けてる。なにしろ、手塩にかけたキャラクターが、一瞬にして無に帰すん
だから。このゲームで死んだ人は、絶対に生き返らないからさ。
J:…よくRPGの批判にありますよね。「死に絶対的な重みがない」って。
S:「絶対的な重み」をつけるとどうなるかが、これだ。とにかく、できれば、「2」
から新規で始める方が安全。どうしても「1」から継続したいなら、一応覚悟だ
けはしておいて。
--1999/03/18--
ゲーム(プレイステーション編)のページに戻る
目次に戻る