World Neverland〜オルルド王国物語〜 [SLG][リバーヒルソフト] (1997/10/23)

いわば「人生シミュレーション」。プレイヤーは、架空の世界「オルルド王国」の 一人の国民として人生を送る。進め方は一切、プレイヤーに任されており、一応の 「目標」は設定されているものの、それにこだわることなく、自由に行動できる。
J:いやあ、先生がこれを買った、って聞いた時は驚きましたよ。これって、「プレ
  プレ」に体験版が付いてたやつですよね。
S:そうそう。それ見るまで、名前も知らなかったんだけど。やってみたら、はまっ
  ちゃって…。体験版はセーブできないから、セーブするために買ったようなもん
  だ。(笑)
J:体験版配布が効果あった、典型的な例ですね。
S:そうだよねえ。話を聞いただけじゃ、絶対面白そうだとは思わないよなあ。
J:自由度が高い、ってのはいいんですが、高すぎても…、ねえ。
S:何やったらいいか分からないんだよね。だから、このゲームをやる時には、まず、
  何をやるかを自分で決めないといけない。
J:それって、意外とキツいですよ。ゲームやる人って、そういうことに慣れてない
  んじゃないかと思います。どうしても、「エンディング条件」を求めてしまいま
  すからねえ。
S:だから、これは、ゲームだと思わなければいいんだな。おもちゃだよ。そうだな、
  言ってみれば、コンピュータ相手の「ままごと」かな。
J:…いい年して「ままごと」ですか…。
S:いいじゃんか。(笑) 百人単位の「ままごと」だよ。ちょっとやそっとじゃ、
  できないぞ。
J:…楽しいですか?
S:はっきり言って、楽しい。(笑) まだ、ゲーム内時間で2年目なんだけどさ。
  結構、友達とか増えたしね。友達が試合に勝つと、本気で嬉しい自分がいたりし
  て、ちょっと我ながらアブナイかなあ、とか。(苦笑)
J:…なんだか、ちょっと、理解できない世界に入っちゃってますけど…。
S:そんなに引くなよ。…思うんだけどさ、現実世界って複雑だよね。
J:いきなりどうしたんですか?
S:でも、架空の世界って、単純なんだよ。だから、何でもできる。他人の目を気に
  する必要もないしさ。で、現実世界でモヤモヤした時、架空の世界に行って好き
  なことすると、妙にスッキリするんだ、これが。
J:…えーと、それって、簡単に言えば「現実逃避」ですか?
S:「ストレス解消」って言えないかなあ、もう。(笑)
J:だって、ほら、やっぱり、ねえ。
S:何言ってんだか分からないぞ。(苦笑) まあ、現実と架空世界の区別がつかな
  くなるほどリアルじゃないから、そんなに怖いことはないよ。
J:…子供だったら分かりませんよ。
S:1年が30日で、寿命がせいぜい30歳くらいで、6歳で成人する世界でも?
J:うーん…。そういう問題なのかなあ…。
S:親が死んでも泣かないのに、「たまごっち」が死んだら泣くような子なら、そう
  いうこともありえるかな。ああ、そうか。「たまごっち」に共通する点もあるん
  だ。
J:育てるんですか?
S:育てるというより、自ら育っていくんだけどね。どういうふうに育つかは、自分
  の行動次第だから。プレイヤーが自分の分身を育てる、と言っても間違いではな
  いね。
J:まあ、どちらにしても、万人受けは…。
S:しない、しない。絶対にしない。ただ、話聞いたり、人がやってるのを見てるだ
  けでは判断できないんだよね、合うかどうか。だから、できれば、体験版をやっ
  てみて考えた方がいいと思うな。

--1998/01/25--

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