トワイライトシンドローム 探索編
[ADV][ヒューマン](1996/03/01)
女子高校生3人が東京都内を舞台に、怪奇現象の調査に乗り出すホラーアドベンチャー。
四つの「噂」と、プロローグ、次回予告、の6本のシナリオで構成されている。エン
ディングは、「大吉」「中吉」「凶」の3種類+ゲームオーバー。「大吉」か「中吉」
のエンディングを見ないと、次の「噂」には進めない。
なお、「次回予告」で予告されているのは、本作品の続編「トワイライトシンドロー
ム 究明編」。
S:ホラーかあ…。私、パス。
J:いや、そんなに怖くないです。…いや、怖いかな? でも、気持ち悪くはないで
す。
S:あのさあ、首なし死体とか、虫が体に取り付くとか、嫌いなんだよねえ。…あー、
考えただけで寒気がしてきた。
J:だからー、そういうのは出てきません。
S:だって、ホラーでしょ?
J:…先生の言ってるのは、スプラッタ系ですよね? これはどちらかというと、日
常に潜む恐怖、ってのがテーマなんで、そういう気持ち悪いのは出てきません。
…あ、骸骨は出てきたかな?
S:あ、私そういうのダメ。
J:あの…。標本でもダメですか? 高校の、生物室のシーンがあるんですが…?
S:標本なの? …でもダメかも。蛙のホルマリン漬けもイヤだったもんなあ。
J:まあ、そこまで言う人に無理してやってもらわなくてもいいかと思います。
S:で、さあ。なんでそんなのやる気になったの? あんただって怖いの嫌いじゃん。
J:実は、人がやってるのを隣で見てたんですけど、「なんでそっち選ぶかなあ…」
っていうのが多くて、イライラしましてね。それで、自分でやりたくなっちゃっ
た、と。
S:ふうん…。まあ、あんたができるくらいには怖くないわけね。
J:ホラーって言うか…。どっちかというと、犯人に自白させる推理物の方が近いん
じゃないですかねえ?
S:幽霊に、死んだ理由でも喋らせるの?
J:あ、そういう「噂」もあります。ここで言う「噂」っていうのは、「シナリオ」
って意味ですが。
S:ふうん…。
J:今、ちょっとやってみたいかも、って思いませんでした?
S:思わない、思わない。怖いの嫌い。
J:頑固ですねえ…。ま、いいです。とりあえず評価ですけど、まあまあかな、と。
基本的に、私は、超自然現象には懐疑的なんですよ。だからこういう幽霊物は、
あんまり入り込めないんで。
S:その割には怖がりだよねえ?
J:ほっといてください。(苦笑) まあ、それはそれとして、全体的には、映画的
な作りです。絵なんか結構荒いんですけどね。むしろそれが、映画の雰囲気を出
していていいと思います。
S:…「ヒューマン」って、スーパーファミコンの「セプテントリオン」出した所か?
J:あ、そうです。…そうか、その頃からの伝統ですかね?この雰囲気は。あ、あと、
例によって登場人物が喋るんですが、ここ一番って時しか喋りません。
S:つまんないじゃん。
J:いえいえ。BGMすらなしに、雨音や足音だけ鳴っている所で、息を飲む声とか
が響くと、変な悲鳴なんかよりずっと怖いですよー。
S:やっぱり怖いんじゃんかーっ。
J:そりゃホラーですから。少しは怖がらせないと。でも、そういう怖がらせ方だか
ら、気持ちは悪くないんです。って、何回言わせるんですか?
S:もういい、終わりにしよう。
J:あ、最後に一言。全体的にすごくいいのに、今一つ評価が高くないのは、あの
CD-ROM読み込みの遅さだと思います。待ってる間にお茶が沸きます。
S:…ほんとか?
J:嘘です。(笑) でも、そのくらい遅いです。あと、バッドエンドになった後、
また「噂」の最初から…ってのは辛いですね。まあ、あんまり安易にやり直しが
できたらつまらないんでしょうが。序盤なんか3回見たら飽きます。その辺が、
改良の余地あり、ってところでしょうかね。
--1996/07/14--
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