サガ・フロンティア2 [RPG][スクウェア](1999/04/01)

スーパーファミコンでは「ロマンシング・サガ」 と名付けられていた、「サガ」シリーズのプレイステーション版第2作。
実験的試みが満載なのは、ゲームボーイの「SaGa」シリーズから受け継がれる 伝統。正統派RPGの流れを守る「ファイナルファンタジー」 シリーズの対局に位置する存在である。
J:先に断っておきます。これ、私たちの周りでクリアした人、まだいません。
S:もうすぐだと思うんだよね。私なんか。絶対、あれがラストダンジョンだよ。
J:じゃ、とっとと終わらせて、エンディング見せてくださいよぉ。
S:それができりゃあ苦労はない。「サガ」だから仕方ないんだけどさ。ザコですら、
  途方もないHP持ってんだもん。
J:ボスより強いザコ敵がいる、ってのが、「サガ」の特徴ですもんね。
S:私たちはいいよ、知ってるから。でも、イメージ先行で、何も知らずに買った人、
  きっと後悔してるよなあ。
J:たしかに。シナリオも不親切ですし。
S:それも、「サガ」だから。(笑) しかも、今回のは、時系列を全く無視して進
  められちゃうんだよね。これは、いくら私でも、ちょっとついていけないところ
  があった。
J:マップに出てきた順にやればいい、ってわけでもないのが、また何とも。
S:ただ、そうやって、めちゃくちゃな順番でできるのが、また「サガ」なわけで。
  もっとも私の場合は、少し進んで要領が分かってからは、マップを少し開いて、
  いつの時代の話なのかだけ確認して、なるべく時系列に沿うように進めたけど。
J:何言っても、結局、「サガだから」で終わっちゃうじゃないですか。(苦笑)
S:だってそうなんだもん。最初見た時は、全然サガっぽくないな、って思ったんだ。
  でも前言撤回。これ、サガ以外の何物でもないわ。
J:あと、サガの特徴としては、「ぴこーん!」っていう、閃きですよね。
S:うんうん。あれが楽しみなんだよね。あれを出すために、強い敵とも戦う意欲が
  わくわけで。そういう、押さえるべき所は押さえてるんだよ。
J:でも、やっぱり、人は選ぶでしょう。
S:まったくだ。私は好き。大好き。主観評価で10点満点の10点をあげよう。た
  だ、客観評価は3だな。(笑)
J:3? それは低すぎでしょう。
S:いやね。なまじ絵がきれいで、音楽もいいだけに、一見取っつきが良さそうに見
  えちゃうでしょ。それがマイナスなの。
J:はあ…。いっそ、あからさまに、難しいというのが分かればいいと。
S:そうそう。そうしたら、初心者は手を出さないよね。これ、絶対、初心者には無
  理だって。
J:でも逆に、先入観のない人の方が良くないですか? だって、今までのRPGの
  常識が、一切通用しないんですから。
S:そうは言っても限度ってものがな。どこでもセーブできる代わりに、やたらな所
  でセーブしたら、取り返しがつかなくて最初からやり直しだよ? そんなの、初
  めてRPGする人に勧められる?
J:それは…。無理ですね。
S:これに限らず、「サガ」シリーズは、「ちょっと変なゲーム」が好きな人のため
  の物じゃないかな。王道を進みたい人には勧めないね。ただ、一度はまるとヤミ
  ツキになると思うよ。
J:結局のところ、自己責任ですね。

--1999/04/21--

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