マリーのアトリエ〜ザールブルグの錬金術士〜 [RPG][ガスト](1997/05/23)

「新感覚RPG」と銘打った、異色のRPG。主人公は、魔術学校史上最低の成績を 記録した、錬金術士の卵。卒業を認めてもらうため、5年の間、学校から借りた工房 (アトリエ)を経営しつつ、アイテムの研究を行う。5年後、どのような物を作り出 したかによって結末が決まる、マルチエンディング。
S:これって…。RPGなのか?
J:そう書いてありますが?
S:うーん…。これやって、最初に思ったのは、プリンセスメーカーに似てるなあ、
  だったんだよね。
J:娘を育てるんじゃなく、自分が育って、物を作るんですけどね。
S:うん。でも、普通にRPGって言って想像する、ドラクエとかFFとは、全然違
  うよなあ。
J:でも、ですね。「役割を演じる」というRPG本来の意味から言えば、これって
  ある意味、究極のRPGかもしれませんよ。
S:それは言える。自分がどう行動するかで、物語が変わるんだよね。マルチシナリ
  オって言ってもいいかもしれない。
J:極端な話、5年間ずっと寝ててもいいわけです。
S:そう。そういう怠け者を演じることも可能なわけだ。私はやらないけど。(笑)
J:そうですね。現実世界で怠けてるんだから、架空世界ではキリキリ働きましょう
  ね。(笑)
S:なんだかなぁ。(苦笑)
J:まあ、それはそれとして。よく喋りますねえ、これ。
S:喋りすぎて、うっとうしいけど。あ、これは私の個人的趣味の話ね。もっとも、
  オプションで音声はオフにできるし、そうでなくても、ボタン押せば途中で切れ
  るから、全然気にしてないけどさ。
J:で、某所で入手した情報によれば、これだけ登場人物がいるのに、演じている声
  優さんはすごく少ないらしいです。
S:一人二役とか、三役とかやってるんだよね。
J:そうです。もう、びっくりしましたよ。これがプロの仕事なんですねえ。
S:なんか、評価の観点が、本質からずれてないか?(苦笑)
J:はい、本題に戻ります。とりあえず、丁寧に作ってありますよね。途中で止まっ
  たりとかしないし。操作性もまずまずでしょう。ストレスなくできるのは、大事
  なことと思いますよ。
S:ゲームの内容の方は…。これは、評価が分かれるかな。好きな人ははまるし、そ
  うでない人は、すぐ飽きちゃいそうだ。
J:そうですねえ。私は始めたばかりだから、楽しくてしょうがない時期ですけど。
  先生はもう数回クリアしてますね。
S:私はアイテムコレクターだからさ。(笑) シナリオはこの際、どうでもいい。
  あ、イベントは結構楽しいぞ。
J:このイベントとか設定を使って、自分でお話を作れる人だったら楽しいでしょう
  ね。
S:…それはつまり、同人誌とかを想定してるのかな?(笑)
J:いや、まあ、その。(汗) 想像力が必要だってことですよ。ねえ?
S:そうね。あんまり緻密にストーリーが構成されてると、プレイヤーの想像力が介
  入する余地なかったりするんだけど。これは逆の方向に発展した形だな。
J:難易度的にはどうでしょう?
S:みんな、簡単だって言うんだけど…。私は人に教えてもらうまで、とあるイベン
  トがどうしてもクリアできなかった。
J:ふうん…。先生は、こういうの得意そうなんですけどねえ…。
S:見落としというよりは、思いこみが原因だったんだけど。でね、一度逃したイベ
  ントは、もう二度とできないんだわ、このゲーム。
J:シビアですねえ。
S:それでも、よほどのことがない限り、悲惨なエンディングにはならないから。ア
  イテム作りや材料集めの旅を楽しみながら、何度もやってるうち、解決するんだ
  ろうな。私は先に人に聞いちゃったわけだけど。
J:やっぱり、何度もやらないとダメなゲームですかね?
S:そうだねえ…。これからやる人のために詳しくは言わないけど、何度もやりたく
  なる要素がある、とだけは言っておこう。それに、一回クリアするのにはそんな
  に時間かからない。だから気楽に、何度もできると思うよ。
J:そういえば、最初から、5年って期限を切られてるんですものね。
S:そうそう。まあ、一晩徹夜すりゃあ終わるだろうな。
J:…先生、またやったんですか…?
S:いやいや。徹夜はしてない。大体10時間くらいだったかなあ、と。音声をカッ
  トしちゃえば、もっと短いよね。だから、一晩徹夜でちょうどじゃない?(笑)
J:明け方にちょっと眠れますね。(笑)

--1997/06/01--

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