ファルカタ〜アストラン・パードマの紋章〜 [SLG][ガスト] (1995/06/30)

RPG風の味付けがされた、 戦略シミュレーション。 4人まで同時プレイ可能だが、マルチタップ等を使うのではなく、一つのコントロー ラを回し持ちする形式。
一般的な、六角形や四角形を敷き詰めたようなマップではなく、配置可能なポジショ ンを網の目のように通路で結んだマップを使用している。
J:珍しくマイナーな物を…。
S:うん。前から興味はあったけど、評判が今一つだったんで買わなかったんだよね。
  でも、プレイステーションのソフトにしては珍しく安売りをしてたんで、つい。
J:安物買いの銭失い、にならなければいいんですが。
S:うーん。私は好きだよ。でも、他の人には勧められないかな。
J:はあ? 面白くないんですか? だったらどこが好きなんで?
S:どこだろう?(笑) いやあ、これ、8時間、飲まず食わずでやっちゃってさあ。
J:…先生っ! そういう生活してると、そのうち死にますよっ!
S:そりゃ、人間、いつかは死ぬんだし…。
J:そういう話じゃなくて、ですね。…もういいです。
S:はいはい。そうすねるなよー。本人も反省してるんだから、一応。
J:反省はしても、改善はされませんねえ。それじゃ猿以下です。
S:そこまで言うか?(苦笑) まあ、実際、猿のようにやってたわけで。これを
  「クソゲー」の一言で片づけたら、私の立場がないわけだな。
J:先生の立場はどうでもいいんですが。どこが良くてどこが悪かったか、具体的な
  話をしませんか?
S:そうだなあ。とりあえず、これはシミュレーションであって、シミュレーション
  RPGではない、ということだけは言っておかないとね。
J:ええと。この二つ、どこが違うんでしょう? やっぱりストーリーでしょうかね?
S:私はそう思う。で、ストーリーはほんとに大したことない。と言い切ると語弊が
  あるけど。示唆に富んだ面白い話なんだけど、それを語るだけの力が、シナリオ
  にないんだよ。
J:難しいことを言いますねえ。
S:例えば、セリフ回しとかね。何言ってんだか分からないようなセリフも多くてね。
  そういうのって、RPGだったら大減点じゃない?
J:たしかに、いただけませんね。
S:でも、純粋な戦略シミュレーションだったら、その辺はおまけだから。で、実際、
  シミュレーション部分はなかなか面白いんだよ。
J:そうなんですか? だけど、説明書を見ても、あまり面白そうな気がしないとい
  うか…。とにかく、進め方がよく分からないんですが。
S:それは、説明書が悪いの。(笑) 私も、やり方把握するまで、3回やり直して
  るもん。
J:それって…。どう考えても「クソゲー」の要件の一つじゃないですか。(苦笑)
S:まあね。他にも欠点は多い。ただ救いなのは、具体的に、どこがどう悪いのか指
  摘できるような欠点ばかりなんだよね。だから、そこが改善されたら、大化けす
  る可能性のあるゲームなんだと思う。
J:そうは言っても…。まあ、シミュレーション部分が面白いなら、それでもいいん
  でしょうが。
S:ただね、独特なルールで進めるゲームだから、誰もが馴染めるとは思えない。他
  の戦略シミュレーションを好きな人が、これをやっても面白いと感じるかどうか
  は分からないな。
J:将棋の好きな人が、必ずチェスを好きになるとは限らない、ってことですか?
S:もうちょっと離れるかな。将棋と五目並べくらいの違いがあるかも。
J:それ、全然違います。(苦笑)
S:そうか? 二人でやる頭脳ゲームっていう共通点があるじゃん。
J:まあ、そうですけど。
S:おっと、ちょっと長くなっちゃったな。そろそろ締めていい?
J:ああ、そうですね。
S:最後に一言。このゲーム、簡単に仲間が戦死する上に、オートセーブで容赦なく
  前のデータを上書きするからね。覚悟してかかった方がいいよ。
J:ええっ? プレイステーションのゲームですよね? それでオートセーブって…。
  ずいぶん勇気ありますね。途中でメモリカード抜いちゃったらどうなるんですか?
S:さあ? たぶん、他のデータもろとも破壊されるだろうな。試してないけど。
J:じゃ、絶対に途中でカードを抜いてはいけないんですね。
S:そういうこと。これだけは守った方がいいよ。悪いことは言わないから。

--1997/04/12--

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