ジャンルは「お話ゲーム」。ポケットステーション必須。
ポケットステーションにダウンロードした「ポケピ」(ポケットピープル)を「育成」するゲーム。「育成」の方法は、端的に言えば、「お話をする」ことである。ポケピは個性豊かな5種類から選択可能。1日1回、プレイステーション本体に戻すことにより、ポケピの会話パターン、動作パターンが変わり、絵日記も増える。
ポケピのかわいらしさと、意外に鋭いセリフが、特に女性の間で人気。ただし、こまめに会話をしたり、毎日本体に戻すのが煩わしいと感じる人には向かない。
J:ちょっと発売から間が空いてしまいましたね。 S:しかたないやん。ポケステ(ポケットステーション)が買えなかったんだから。 そもそも、1台は持ってたのに、あんたの分を買うのに苦労したんだよ。 J:ええ、ええ、感謝してますとも。 S:まあ、いいんだけど。やっぱり、これは、一人でやるより大勢でやる方が楽しい から。 J:「しりとり」、燃えますよね。ついでに、先生の私生活もかいま見れたり。(笑) S:ファストフードだったら、(ピー)より(ピー)の方がおいしいと思うけどなあ。 J:それより、先生、(ピー)のとき(ピー)に行ったんですって? S:…それは、ちょっと違う。…いや、そう教えたのか? 忘れたぞ。 J:自分で何教えたかくらい、覚えててくださいねえ。 S:それはおいといて。まあ、やっとポケステの品薄も解消されてきたね。最近は、 ちゃんと店頭で見かけるようになった。 J:一時は、「売っているのを見たことない」とまで言われました。 S:先発のポケステ専用ソフトで、「ポケットムームー」ってのがあったけど、あれ は、ポケステが出回らなかったからソフトも売れなかったんじゃないかと思う。 J:売れなかったんですか? S:知らんけど。売れてなさそうな気がする。その点、これはいいタイミングだった。 J:それはおいといて。これ、よくできてますよねえ。 S:大ざっぱに言えば、「たまごっち」みたいなもん。小さくて、いつも持ち歩けて、 かわいい。でもって、大昔の「人工無能」をほうふつとさせるな。 J:なんですか、その「人工無能」って。 S:んー、ま、パソコンとかで、疑似会話をするプログラムなんだけどね。ちょうど、 この、単語を覚えさせて、それを組み合わせて会話させるってのがね、似てる気 がしないでもない。 J:じゃ、そんなに新しい発想ってわけでもないんですかね。 S:ヒントは、過去のいろいろな物から得てるんじゃないかなあ。でも、それをこう いう形に組み合わせた、ってのは、やっぱすごいんじゃない? J:何がすごいって、5種類みんな、ちゃんと個性があるんですよね。会話の文体が 違うとか、そういうレベルじゃなくて、興味の方向性が違う。 S:うん。だから、「お気に入り」ってのが人それぞれに違うんじゃないかな。そう いうのがあってこそ、愛着もわくってもんでしょ。 J:それと、この、全体的にチープな感じがいいですね。ほのぼのしてて。 S:ポケステでリアルな造形は無理だからね。その分、思いっきりデフォルメしてる んだろうけど、それが成功した例だろうなあ。 J:だって、これが、リアルな猫とか犬だったら、なんかヤですよ。 S:シーマンになっちゃうよなあ。(笑) J:でも、シーマンを気に入った(ピー)は、これ、イマイチだったみたいです。 S:あれは、チマチマしたのが嫌いな人間だから。ポケステでチマチマ文字を打つの がイヤだったんじゃない? J:(ピー)は、CGがきれいだったら何でもいいらしいですし。 S:そういう人には全然ダメだよなあ、これは。 J:私は、もう、この子たちがいないと寂しくて寂しくて…。 S:それはそれでヤバげな気がするけど。あんまりのめり込むなよ。 J:…先生にだけは言われたくなかったですね。 S:とにかく、だ。これは、攻略型ゲームじゃなくて、どちらかと言えば、箱庭ゲー ムだから。こういう電子ペットに愛情を持てる人じゃないと辛いと思う。 J:毎日毎日、お話してあげないといけませんからね。 S:それも、一気に2時間とか3時間じゃなく、1時間おきに3分ずつとかね。そう いうペースで遊ぶのが楽しいと思えるかどうか、じゃない? J:それと、見た目の派手さが重要だと思う人にもお勧めしかねます。 S:ポリゴン数がどうのこうの、ってのにしか興味ない人は問題外。デフォルメキャ ラのかわいらしさを理解できる人じゃないとね。
--1999/10/16--