アーク・ザ・ラッド
[RPG][SCE](1995/06/30)
プレイステーション初の本格RPG。製作は、フロント
ミッションも制作したG-CRAFT。美しいグラフィックと音楽は特筆すべきだが、
シナリオは好みが分かれるところであろう。
S:えーと、これについて書く前に、一つだけ断わっておくことがある。これは、
「前編」だぞ。これ単体では、完結してないからな。最後まで見ると、"to be
continued" になっているぞ。
J:だったらパッケージにでも書いておいて欲しいんですけどね。(苦笑)
S:まあね。雑誌とかには書いてあったらしいけど、読んでない人は知らないで買っ
ちゃうよね。
J:前置きはこのくらいにして、内容に行ってみましょう。
S:まずは、グラフィックのきれいなこと。全体マップを移動する場面なんか、最初
に見た時、思わず見とれてしまったね。まあ、何度も見ると飽きるけど。
J:音楽は、T-SQUAREの安藤さんが担当してます。オープニングとエンディングは、
生オケ(オーケストラ)使ってるんですねえ。さすがCD−ROM。
S:ただ、ね。「それだけ」って気はしちゃうかな。イベントのアニメーションも、
一度や二度ならいいんだけど、度重なると「もういいよ。早く先行こう」になっ
ちゃうし、戦闘の時喋るんだけど、これも段々「もういいよ」になっちゃう。
J:凝った仕掛けほど飽きやすいですからね。ところで、戦闘がかなり特殊ですよね。
S:そうか? シミュレーションRPGと大差ないぞ。
J:そこが、普通のRPGを期待していた人に受け入れられるかどうか…。
S:次世代機になってまで、「ドラクエ(ドラゴンクエスト)」だの「FF(ファイ
ナルファンタジー)」じゃないよね、っていう製作者の心意気は感じられるんだ
けど…。結局、私たちが求めていたのって、まさに「ドラクエ」や「FF」なん
だよね。そこんとこ、分かって欲しいなあ。(笑)
J:シナリオはどうでしょう?
S:これが、さあ…。悪くない。全然悪くない。なのに入り込めない。なぜなんだろ
う?
J:(ぼそっ)…女の子が少ないから…。
S:あー、それあるかも。ちなみに、唯一の女性キャラ、ククルは、うちのパーティー
で最強です。(爆笑) 文句あるか?
J:ないない…。(笑) あと、ちょっと説明不足っていうか、「えー、なんでー?」
って感じでストーリーが進んじゃう気がしません?
S:それは私も感じた。なぜ、主人公のアークがああいう形で旅に出たのか、私は最
後まで理解できなかった。あの爺様はなんか知ってそうだけどね。
J:その辺の謎は、後編で解き明かされる…、と。
S:だといいね。前編公開した後で後編出すのって、難しいんだよ。ある程度読者の
意見を反映させたいしね。
J:自分の経験を語ってますね。(笑)
S:まあね。(笑) ところで、G-CRAFT。頼むから、もう少しユーザインタフェース
を良くすることを考えてくれ。(笑) カーソルがウィンドウの最上段にあった
ら、上にカーソル移動で最下段に持っていくとか、一度セーブウィンドウに入っ
た後、キャンセルできるようにするとか…。次作では直ってると期待してるから
な。頼んだぞ。
--1995/07/22--
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