カリスマ的人気を誇る「タクティクスオウガ」(以下、「本編」)の外伝。
雰囲気は本編を引き継いでいるが、システムは大幅に変更されている。難易度もかなり下がっているので、本編のファンには物足りないか。その代わりに、シミュレーションRPGに慣れていない人でも楽しめる。
対戦もできるが、カートリッジが2個必要なので注意。
J:皆さん、こんにちは。今日は、100人中97人が予想したであろう通り、この作品で す。 S:クリアしてから取り上げるつもりだったが、さすがに無理だ。 J:また徹夜するかもしれないから、という、編集長のありがたいお心遣いにより、 「途中でいいからとっとと書け」という指示がありまして。 S:クリアできる余地はあったのだが。おまけの「クエストモード」なんてやってる から。 J:クエストモードは、本編の「死者の宮殿」みたいな難しさはないです。楽にお金 とアイテムが手に入るので、お勧めですね。 S:これに限らず、全体的に簡単になってる。序盤の山を越えた辺りだけど、特に困っ たことはない。1回だけ、戦死者を出して、復活アイテムを使ったが。 J:本編は、ある意味、ひどかったです。 S:戦闘開始直後、主人公が一発食らってゲームオーバなんてこともあったなあ。 J:それが良かったという人もいますけど。 S:ま、人それぞれだからね。私は簡単だと思っているわけだけれど、やっぱり、初 心者には十分難しいんじゃないのか? J:そうですか? 突っ込んで行って、バンバン叩いていけばなんとかなるかと。 S:そして、永遠に、上級魔法が使えないわけだな。 J:ああ…、そういう難しさですか。 S:とにかく、本編とは別物だから。あれがそのままゲームボーイアドバンスに移植 されたというわけではないから。 J:無理でしょうしね。作る方も、全く同じ物なんか作りたくないでしょう。 S:ところが、本編の方は、「信者」と呼びたくなるような熱狂的なファンがいるか らね。ちょっとでも変えたら、非難ごうごうだろう。 J:…そんなこと言われても、もう変わってます…。 S:だから、「信者」はやらない方がいい。どうせ、あらゆる変更点が「改悪」にし か見えないんだから。精神衛生上よくないし、時間も無駄だ。 J:じゃあ、本編のことはいったん忘れましょう。 S:かと言って、それなら何に似てるかというと、本編にしか似てないんだけどな (苦笑) J:私は、オウガバトルシリーズの醍醐味は、クラスチェンジにあると思うんです。 S:私もそう思う。魔法一筋に育てるのか、万能型にするのか、機動力重視か。そう いうのが根底にあってその上に戦略性というのが出てくるように思う。 J:そういう観点で見ると、やっぱりこれは、オウガバトルなんですよね。 S:前に「簡単になった」と言ったけど、簡単になった分、冒険したり、こだわった りできるようになったよね。これってポイント高いと思うんだけど。 J:本編は、とりあえず忍者を出すのが鉄則でした。 S:今回は、ドラゴン軍団を作ったり、魔法使いばっかり作ったりなんてこともでき る。自分じゃやってないけど。 J:できるとか言い切って、それですか。 S:だって、できそうな気がするもん。 J:まあ、そうですけど。だから、ゲームとしては、なかなかいいんじゃないかと。 S:ただ、正直言って、シナリオは見劣りするかな。もちろん、本編に比べれば、な んだけど。 J:シナリオが、と言うより、イベントシーンが少ないから、説明不足でわかりにく いんですよ。 S:本編では、ステージとステージの間にしつこいほどイベントシーンが入っていて、 しかも後で見れたからね。 J:あと、まあ、さすがに主人公15歳の少年なんで、感情移入うんぬんはちょっと勘 弁して欲しいというか。 S:15歳だっけ? えれぇマセたガキだな。 J:そういう部分も含めて、私には理解できない部分があります。 S:それでも、先に進む意欲が削がれるような出来ではないがな。 J:ありますからねえ。何とは言いませんが。 S:携帯ゲーム機でこれだけのものができりゃあ、私は文句ないね。 J:でも、これだけ長時間続けてやると、廃電池が大量に出て、ちょっとイヤな感じ です。 S:ああ、そうそう。ACアダプターは必須。セーブしている途中で電池切れでも起き たら、泣くに泣けないからな。 J:不経済で、環境にも優しくないです。
--2001/07/06--