9月21日

日本出国からイギリス入国

出発

「朝11時の飛行機? 楽勝でしょ、楽勝」と思ってたんですが…。朝11時の飛行機に乗るには、朝9時までに成田空港に着いていなくてはいけないのですよ。
で、朝9時に成田に着くには、朝6時には自宅を出ないといけないのですよ。いやあ、盲点だったなあ(大笑)。 同行者(同居人)は、私の寝起きの悪さを知っているので、相当気が気ではなかった様子。しかし、ええ、起きましたともさ。朝5時にしっかり。出発前、最後のメールチェックをする余裕までかましてました。
その代わり、電車の中では爆睡してましたが。

空港にて

飛行機のチェックイン後、少し時間が余るので(それは知っていたので)、朝食。
同行者が「朝食は絶対に和食」と言い張るので和食屋さんに。
「ふむ。これからしばらく、和食とはおさらばだしねえ。私は別に平気だけど」と言ったところ
「これが一生で最後の和食かもしれない」
…そこまで言うなら、行かなくてよろしい。
のんびり朝粥なんぞ食ってるうちに、搭乗手続き開始。

厳戒態勢かと思いきや、さほど変わったこともなく。強いて言うなら、普段なら持ち込める小さなハサミも回収されるという程度。
ここでいきなり、金属探知器に引っかかる私。
「おお、そういえば、ポケットの中のポーチに、鉄枠のついた鏡が入っていたかも」
とポーチを取り出して、中身を開けようとしたら、そのままX線にかけろと言われてしまいましたとさ。
再チェックの結果、問題なしということになって、出発ロビーに。

飛行機内

利用したのは、ヴァージンアトランティック。
前回のイギリス行きでは、KLMオランダ航空のスキポール乗り継ぎ便でしたが、これは、乗り継ぎの時間のロスもあるし、面倒だし、つい売店で買い物したくなって散財するし(おいおい)…。というわけで、直行便にしたという次第。ブリティッシュエアウェイズという手もありましたが、こちらは1日2便のどちらか。ヴァージンアトランティックは、予約時に出発時刻も確定。よって、ヴァージンアトランティックに。
が…。ちょっと待て。妙に機体が小さいぞ。ジャンボじゃないの? エアバス? そんなのが、12時間ノンストップでロンドンまで飛ぶの? 大丈夫なの、ねえ?
海外旅行経験値の低い私は、いきなりビビるのでありました。

なんだかんだ言いつつ、無事離陸。ここで、実は自分は飛行機が嫌いだということを思い出すあたりが、なんだかなあ(苦笑)。特に、離陸と着陸の瞬間が恐いんですよ。

ヴァージンアトランティックでは、乗客にトラベルセットをプレゼントしてくれます。つまらないと言えばつまらない物ですが、ティッシュとかボールペンとか、うっかり忘れがちで、忘れると困る物が入っているのはありがたいです。
ちなみに、写真は、このトラベルセットに入っている歯ブラシ。なぜかアヒル付き。

それからしばらくして、同行者が「トイレが1個壊れている」と報告。
…トイレが1箇所壊れていても、大勢に影響はないでしょう。ええ。でも…。
ねえ? 機体整備、してるんだよね? 大丈夫だよね? ねえ?
機内エンターテイメントシステム(映画を見たりゲームをしたりできるシステム)のコントローラも壊れてて、ゲームできないし。映画とラジオは大丈夫だけど。
なお、ヴァージンアトランティックの名誉のために言っておくと、機体はボロかったですが、機内食はKLMより数段おいしかったです。

映画は、「ROCK YOU!!(A Knight's Tale)」「ブリジット・ジョーンズの日記(Bridget Jones's Diary)」「Spy Kids」など。あともう一つ、よくわからない日本映画を英語字幕付きでやっていたはず。どれもあんまり面白くなかったです。
同行者は、「Spy Kids」をえらく気に入ってましたが。端から見た感じでは、お気楽脳天気なB級娯楽作品。まあ、それもよし。

イギリス入国

なんだかんだで、ロンドンのヒースロー空港。ここも、特に変わりはなし。
前回は2問だった入国審査の質問が4問になったくらい。ただし、「想定問答集」にない「どこに泊まるの?」「イギリスに家族か友達はいる?」という質問が増えていたので、どうやらこれに戸惑ったらしい日本人が溜まっていました。

その後、旅行会社のマイクロバスでホテルに。係員は同乗せず。自力で自分のホテル前で降りると、別の係員が迎えに来てくれるという仕組み。
やたら威勢のいいおばちゃんが、チェックインとホテル内施設の説明をしてくれて、手書きの最新周辺地図をくれました。これはありがたかったです。なにしろ、公式の立派な地図に印刷されているデパートが、かなり撤退していたので(苦笑)。

早速のお買い物

さて、長旅で疲れた我々。飛行機に閉じこめられながら、ブロイラーのように機内食を食べさせられ、あまり食欲もないので、ホテル近くのMarks and Spencer(マークス・アンド・スペンサー:M&S)へ。
M&Sは、Harrodsが三越だとすれば、イトーヨーカドーみたいなものだと考えれば、さほど外してはいないかと。
係員のおばさんも「ホテルの売店でミネラルウォーター買うくらいなら、M&SかSafeway(こちらもホテル近くにあるスーパーマーケット。ダイエーみたいな感じ)で買って、部屋の冷蔵庫に入れておいた方が安い」と勧めてくれてたし。というわけで、夕食の買い出しに。

品揃えはまあまあ。値段は、物によって違いますが、概して日本より高いです。
ホテルの部屋に電子レンジがあれば、相当な御馳走が食べられそうでしたが、それは無理。それでも、サンドイッチ類の種類の豊富さには驚き。ただ、何にでもチーズが入っているのはどうかと。
チキン系のサンドイッチと、サラダ(ちゃんと切ってあって、すぐに食べられるサラダも売っている)と、怪しげな清涼飲料水と、怪しくないミネラルウォーターを買って、部屋で夕食。
怪しげな清涼飲料水(要するにミックスジュース)は、意外にもおいしかったです。

そして翌朝

翌朝は、ホテルのレストランで朝食。前回は一番安いコースだったので「コンチネンタルブレックファスト」(パンとコーヒーとチーズくらいしかない朝食)でしたが、今回は一段階グレードを上げたので「イングリッシュブレックファスト」(コンチネンタルに卵料理が付く)。
無難に目玉焼きを注文。ゆで卵なんか頼んで、ゆで加減なんか聞かれた日には、そりゃ、もう(苦笑)。
ここで、イギリス人の意外な「大ざっぱさ」が判明。
「…なんで、これだけジャムが用意されていて、蜂蜜とラズベリーしかないの?」
ちなみに、その後、「どうしてこのテーブルには、塩と胡椒がないの?」とか「このミルク、前の人の残りじゃないの?」とか「トーストが1枚だけ黒パンなのはどうして?」とか、次々明らかになるのですが、この段階では、まだそんなことは知らないのでした。

さて、目玉焼きが運ばれてきて、早速食べてみると…。
「ふんふん。熱々でおいしいね。でも、これ、塩コショウすらしてなくないか?」
向こうのテーブルでは、ケチャップを持って来させている様子。なるほど、欲しかったら頼め、ということらしい。でも面倒なので、そのまま食べる。
「…うわっ、このベーコン、ものすごく塩辛い…」
いや、塩蔵品なんだから、塩辛くて当たり前。しかし、減塩ブームに乗っかった軟弱日本人には辛いぞ、これは。
そこで、ふと思いついて、ベーコンを中心に、ほかの物を食べてみる。
「おお、こうすれば、塩味が均等に行き渡るのか」
なんとなく違う気もするが、それで大体おいしく食べられたので、よしということに。

ちなみに、滞在中の朝食は、毎日これでした。
付け合わせのマッシュルームソテーがおいしかったです。


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