これからイギリスに行ってみようかなあ、などと考えている方への一言

食べ物はほんとうにまずいのか?

イギリスといえば、「食べ物がまずい」ことで有名ですが、そんなことはありません。ただし、「おいしいか?」と言われたら「おいしくもない」と思います。
要するに、「イギリス人は味付けをしない」と考えれば間違いありません。味付けは、塩コショウのみ。あとは素材の味だけです。料理も、焼くかゆでるか揚げるかしかないと考えてください。逆に、変な調味料や食材は使わないので、日本人の舌には比較的合いやすいというのが、私の見解です。

ちなみに、彼らは「フライドポテト」が大好きです。何を頼んでも、山盛りのポテトが付いてきます。よほど好きでないと、そのうち、見ただけでお腹いっぱいになります。どうせ付け合わせなので、無理せず残しましょう。

とにかく、なるべく手をかけていない料理であれば、おいしく食べられると思います。昼食ならサンドイッチがお勧め。安くておいしくて量もあります。
夕食は、ホテルのレストランでも、その辺のチェーン店でも。くれぐれも、過剰な期待だけはしないように。もともと、「ティータイム」が充実しているお国柄なので、夕食には力が入らないのだとあきらめてください。とりあえず「まずくて食べられない」ことはないはずです。

なお、「ホテルの朝食がパンとコーヒーだけ」と怒る人もいるようですが、これは「コンチネンタル・ブレックファスト」という、ヨーロッパでは普通の朝食の形式です。
追加料金を払うと、卵料理くらいは付くかもしれません。

荷物は国際郵便で送ろう

旅行中に、こまごまとした「安いくせに重くてかさばる」お土産を買ってしまった人は、国際郵便で日本に送ると便利です。たとえば、いつの間にかたまっていたパンフレットの類、持ってきたけど意外と暖かくて必要なかった上着、買ったときに送料が惜しくて発送してもらわなかったのを後悔している紅茶やコーヒーなどは、ホテルを移動する前に送ってしまいましょう。
ただし、くれぐれも、壊れ物や高価な物は送らないように。また、途中、税関で開封されるので、人に見られたくない物も入れてはいけません。届くまで1週間くらいかかるので、生ものもダメです。

イギリスから国際郵便を発送するのは簡単です。荷造り用の封筒、箱、粘着テープ、すべて郵便局で売っています。私が行った郵便局では、ボードに見本が貼り付けてあり、番号も振ってあったので、ボードを指さし「何番と何番をくれ」と言うだけでした。
荷造りをしたら、差出人のところに、自分の名前と滞在先のホテルの名前を、宛先に自分の名前と住所を書いて、郵便局に持っていきます。後はお金を払えばおしまい。ちなみに、私は、トラベラーズチェックで支払いをしましたが、クレジットカードも使えるかもしれません。

トラベラーズチェックはポンド建てで

「為替相場の変動を受けないから」と、円建てトラベラーズチェックを勧められることが多いと思いますが、イギリスに限らず、ヨーロッパの主要国に行くなら、現地通貨のトラベラーズチェックが絶対に便利です。
銀行や両替所に行くまでもなく、駅の切符売り場から、その辺の商店まで、たいがいのところでトラベラーズチェックが使えます。むしろ、両替所だと手数料を取られますが、商店で支払いに使うと、額面通りの通貨として通用する上、現金でお釣りがもらえます。
ただし、一度だけ、「お釣りは出せないので額面以上の買い物をするか、クレジットカードにしてくれ」と言われたことがあるので、過信は禁物です。それでも、現地通貨のトラベラーズチェックを持っていたら、一応聞いてみる価値はあります。

ちなみに、一番驚いたのは、電車の車内で切符の精算をするときに、トラベラーズチェックが使えたことです。

一番便利なのはクレジットカード

日本ではクレジットカードが使える店は限られていますが、イギリスではほとんど使えます。強いていうなら、キオスクのようなところでは、「○×ポンド以上」という制限があるくらいです。
英語で金額を言われても聞き取りに自信がない場合、クレジットカードを見せれば、請求書に金額を書いてもらえるので安心だというメリットもあります。

カード会社は、日本で「国際カード」として知られているMasterかVISAなら、ほとんどどこでも使えます。
また、どうしても現金が必要な場合、そこらじゅうに「キャッシングマシン」があります。国際カードで、「海外でもATMが使えます」とうたっているカードを持っていれば、いつでも現地通貨の現金を引き出せるので、あえて多額のトラベラーズチェックや現金を用意しておく必要はありません。
年中無休24時間稼動なので、日本より便利かもしれません。ただし、夜中にお金を引き出すのは、防犯上お勧めできませんが。

チップは必要か?

「チップ発祥の地」と言われている割には、実は、イギリスではあまりチップが必要ないそうです。なぜなら、初めから、日本のように「サービス料」としてチップが請求額に含まれているからだそうです。
「だそうです」というのは、現地係員に聞いた話で、自分で確認したわけではないからです。でも、別段、チップを払わなくても何事もなかったので、大丈夫なのでしょう。
一応、タクシーの運転手さんには、「お釣りを受け取ったら、そこから1ポンドを返す」といいそうです。これも、現地係員の受け売りですが。

なお、言うまでもなく、カフェテリアなどではチップは不要です。心配なら、そういうところを狙って食事をするとよいでしょう。その方がおいしいし。(笑)


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