| 製品名 | 糸井重里のバス釣りNo.1 |
| 機種 | SFC |
| 制作 | 任天堂 |
| 発売日 | 97.2.21 |
| 価格 | \7800(サテラビュー対応) |
| ジャンル | フィッシングシミュレーション |
糸井重里氏が自信を持って送る、ブラックバスフィッシングゲーム。
まずは、任天堂のホームページで自身の程をみてこよう。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 釣りの心 | 90 |
| プログラム | 80 |
| 長く遊べる | 80 |
| のどかさ | 80 |
| SA1チップ | 80 |
| 総合 | 85 |
釣りゲームは多々でていますが、はっきり言って(釣りとして)お粗末な物も少なくありません。
何が哀しくて、手長エビと引いて緩めての格闘をせにゃならんの!,ふなもナマズもイワナも同じ釣り方でどうするの?
「FISH EYE’S」のメーカーの人(と信じられる人)とは、NIFTYでやりとりした結果、彼らもユーザーを馬鹿にする気などはなく、真剣であることが分かりました。ユーザーと語り合おうとされた姿勢は高く評価します。
しかし、彼らが作っているのは釣り風味のアクション、釣り好きが求める釣りシミュレーションとは大きな隔たりがあるようです。
SSで出ているようなゲームでも、釣りがサイドビューというのはどうも納得いかない。
そんな中、私が少なからず評価しているのは、スーパーブラックバスシリーズを作っているHOT・B(現スターフィッシュ?)という会社。
バス釣りゲームをパソコンの時代から作っているので、「釣りの心」を感じられます。
しかし、それでも不満なユーザーはいました。それは、魚が見えるということ。
さて、このバス釣りNo.1では、湖を泳ぐ魚は見えません。
画面はずっとプレイヤーの視点。釣り上げるまでは魚とは対面できないのです。
ファイト中は魚の様子がウィンドウ表示されますが、これはあくまでイメージ。掛かったのがブラックバスでない外道であっても、ウィンドウはブラックバスで表示されます。
絵はブラックバスでも、引き方で、外道はそれと感じられてしまうのがまた凄いですね。
現実にもルアーを投げたら、それを引きながらルアーの動きを頭の中に描きます。
魚がヒットしたら、竿に伝わる間隔から、魚の様子を想像しながら引いていきます。
その、ルアーの、魚のイメージがウィンドウ表示されている訳です。
地味かも知れませんが、釣りとしては本物です。
季節,天候,時間に応じて、魚がいる場所を推理し、それらの条件に応じてルアーを選び、ルアーを演出します。
釣りやすい季節で始まるし、スタート地点の近くには魚が多いので、始めたはいいけど全然釣れなくてつまらないということはないでしょう。
SA1チップの威力なのか、ライン(糸)の動きが凄くリアルです。
ワーム(ミミズタイプのルアー)を使っているときに、合わせていない状態でもバスがワームをくわえて動き、ラインが右から左にスーッと運ばれたりすると、もう嬉しくなってしまいますね。
また、根がかりした時に、四苦八苦しながらルアーを回収あるいは失ったりするのも本物っぽいです。
一応、気になるところも言っておこう。
まず、地味。これは長所でもある。飽きる人は直ぐ飽きるだろうし、はまる人はずっとはまっているでしょう。
ルアーを投げるのは、カーソルを合わせてボタンを押すだけ。アクションじゃないので臨場感薄目かな。風を読んだり、途中で落下させたりとかの要素はあるけど。
問題は、ルアーを引いている状態(リトリーブ中)から、魚がヒットしてファイトモードに入るとき。画面はそのまま状態だけが変わるんだけど、ここで一拍動きが止まってしまうのが残念だなぁ。これはファイト中のBGMをOFFにしても同じ。ここだけ納得いかない。でも我慢できるレベルだよ。