その辺りに居着いている猫がいて、金網のきわにはお椀に入れられた水やキャットフードが置かれているのをよく目にしました。
時折、作業員風の男性が猫を構っていたので、その人が世話をしているのだと思いました。
そんな、どこにでもあるような風景からこの話は始まります。
猫家出現
ある日、金網の内側に白い箱が置いてある事に気が付きました。
放置されているだけだろうと思い、気にも留めずに通り過ぎたのですが、何回か通るうちに片側に穴が空いているのに気が付きました。
観察してみると、その白い箱は魚などを入れる発泡スチロール製の箱でした。
見れば中には毛布が敷いてあります。
まさかね〜、猫が住み着くとは思えんが…と、その時はそれだけでした。
そしてまた数日後、ふと気になって中を覗いてみると、なにやら丸い物が…
猫が背中を丸めてお休み中だったのです。
なんだか嬉しくなった私は、家に帰るなり「にゃんこハウス、発見したぁ〜!」と妻に報告したのでした。